南参
(なんざん)
北海道札幌市出身。
1997年、yhsを旗揚げ。以降、現在に至るまでほぼ全公演の脚本・演出を担当。
さまざまな社会現象をシニカルな視点で捉え、問題点や矛盾点を巧みな笑いによって浮かび上がらせる脚本と、プレイヤーと呼ぶ俳優たちの個性を前面に押し出し、「人間」を強く浮かび上がらせる演出を得意としている。常に様々なスタイルを模索しつつ、あくまで力強いエンターテイメントとしての舞台作品を創り続けている。
近年は各種学校やワークショップを通じて演劇教育の指導も多く行っている。
志賀亮史
(しがあきふみ)
演出家。百景社代表。
2000年に劇団「百景社」を旗揚げ、以後ほぼ全ての作品で演出を担当する。
劇団名の「百景社」は、古典作品や文学作品をいろいろな角度から読み直し、今にも通じる新たな景色を描きたいという思いから名付ける。
2009年に利賀演劇人コンクールで優秀演劇人賞(演出)を受賞後、日本各地や時に海外での上演なども行うようになる。2013年より茨城県土浦市にアトリエを構え、活動している。
MPADプログラムディレクター(2023年~)、(一財)地域創造リージョナルシアター派遣アーティスト(2024~2026年度)。
平塚直隆
(ひらつかなおたか)
1973年12月12日生まれ。愛知県出身。劇作家・演出家・俳優。
2005年オイスターズ結成後、全ての作・演出を担当。ライトでドライな不条理系会話劇を得意にしている。
第4回仙台劇のまち戯曲賞大賞、第16回劇作家協会新人戯曲賞最優秀賞、第12回AAF戯曲賞、若手演出家コンクール2011最優秀賞。CoRich舞台芸術祭り!2014俳優賞、劇王Ⅹ~アジア大会~優勝、第61回岸田國士戯曲賞最終候補などがある。
亀尾佳宏
(かめおよしひろ)
島根県在住。劇団一級河川、雲南市創作市民演劇、高校演劇という三つのフィールドを中心に演劇活動をしている。
「劇王中国ブロック決定戦」連覇。「劇王Ⅺアジア大会」第3位、「神奈川かもめ演劇祭」第2位、「若手演出家コンクール2014」優秀賞など。
「若手演出家コンクール2021」では最優秀賞を受賞した。
島根で最も小さい学校である三刀屋高校掛合分校の生徒たちと演劇をつくる過程を撮影したドキュメンタリー映画『走れ!走れ走れメロス』とその続編である『メロスたち』が現在各地でひっそりと上映されている。
『ヤマタノオロチ外伝』『暮れないマーチ』『水底平家』『永井隆物語』『酒とお蕎麦と男と女』
『ローカル線に乗って』など。
真柴あずき
(ましばあずき)
脚本家・演出家・女優。山口県岩国市出身。
1985年、演劇集団キャラメルボックスの結成に参加。1993年より脚本家としても活動を開始する。キャラメルボックスでの脚本・演出作品は『四月になれば彼女は』『アローン・アゲイン』『風を継ぐ者』他多数。
近年の演劇作品は、朗読劇『木洩れ日に泳ぐ魚』(脚本・演出)、リーディングアクト『六人の嘘つきな大学生』(脚本)、舞台『片づけたい女たち』(演出)等。
映像の主な作品は、映画『月とキャベツ』、ドラマ『七瀬ふたたび』『菜の花ラインに乗りかえ
て』など。
現在、プロダクション人力舎の養成所・スクールJCAにて演技指導も手がけている 。